先週は、中学校・小学校の卒業式に参列させていただいた。
現在の形は、卒業証書授与式という式と卒業を祝う・報告するような会がくっついたものとなっている。
3年ほど前に、第3中学校の卒業式で男性教諭が紋付き袴を着用してきて、「いい加減にしてくれ」とブログに書いた。
そのブログへのアクセスが最近多いので、少し書きます。
まず、羽織袴は学問の就業には良く着用されるが、それは修業がおわった立場の者が晴れて着用するというような用いられ方をしている。女子大の卒業式は羽織袴が多いし、クリスチャン系の大学は、黒いマントに房飾りのついた角帽。これは西洋の終了式の習慣。
かくいう私も女子が振袖を来ている中でほとんど一人、色紋付きに紺色の袴で大学の卒業式に行った。当時、成人式に着たはれやかな振袖をそのまま大学の卒業式に来て、中指に婚約指輪があれば勝ち組みたいな人もいたけど(「どうだ!指輪」という)、母が用意してくれたのは朱色の色紋付に袴だった。
私の娘は私が来た色紋付にその上に黒マントを羽織って、角帽。だから袴はなし。
振袖で卒業式はおかしいということが最近は主流。
ところが、数年前、男性の教諭がサイズの合わないつんつるてんの紋付き袴、それも、かなり明るめの色調。
校長はモーニング姿でぴかぴかとんがりお靴。
なんじゃこれ!主役は生徒ですよ!
男性は普通の式服がリーズナブルなんじゃない?とブログに書きました。
このブログにアクセスが最近とても多いので気になっていたわけです。
それで、今年の卒業式の私の感想を書きます。
第1小学校の女性のクラス担任はお二人とも着物に袴。
卒業生に一人「十三参り」に使うような小さな振袖に袴のお子さんがいて、トテモかわいらしかった。
私は、女の先生の袴姿は嫌いじゃないですよ。
むかしは、男性と互角に勉学に励んだ証のようなもの。
女性差別はいまだ続いているから、女性の羽織袴は挑戦的でいいですし、違和感ないです。
女子大出の先生は特に袴にこだわるようですね。
壇上は主任先生なのか、証書を渡す係りの女性の先生が黒のフリルつきブラウスを黒のスーツに着ていらして、こちらは役割をわきまえてよかったです。
校長は相変わらずモーニング姿。これ何とかしてください。白い手袋をはめて教育勅語を出してくれば戦前の国粋教育になりますから、儀式のやりすぎは、教育以上の「意味づけ」になるのでやめてほしいです。
男性教諭は黒の一般的な略礼装の式服でしたが、結婚式の白いネクタイの必要はないですね。
黒いネクタイはお葬式になってしまうから、グレー・黒・白などのストライプのネクタイなど、他に合うものを探してみてほしいです。どうでしょうか?
個人的には、若い男性の先生はブルーブラックぐらいのスーツに好みのネクタイぐらいが若々しくていいと思うけど、それにトレンチか、ステンカラーでもいい、薄地のコートでばっちり。
それなら、他にも利用価値はありますが、教育委員会が黒を着ろっていうのでしょうか
卒業するお子様の「着物に袴」も土地によっては全員が着物を着るところもあるようですし、よいのではないでしょうか。
でも、子供さんは元気が何より。主役は子供さんです。
卒業式は式なので、一応改まってきましたという「印象」があればいいと思います。
トレーナーやニット生地の上下揃いに、白いハイソックスだけでも改まった感じがします。
ミッキーちゃんなどがついていても、下が伝統的なタータンチェックがらや無地のプリーツなどなら改まった感じになっていいでしょう。
ウールのピンストライプの黒のショートパンツの女子がいましたが、ウールとピンストライプという銀行マンお役所スーツの定番生地だからショーパンでもグッド。かわいかったですよ。
ちょっと、「どうでもいいですよ・・!」みたいな内容になってしまいましたね。すみません。
明日は、3月議会最終日。
高橋市政初の予算に対して採決がされます。
いったん否決された副市長人事は再上程なし。
方針転換なのか、
公務員給与削減の動きの中、
節約路線なのか・・?
いずれにしろ、市長など特別職の身を切る給与削減、場合よっては議会も歳費削減をすることなくして、職員の給与削減はあり得ないのだから、
さっさと身を切り、腹詰める決断をしたらどうでしょうか?
何の詰め腹かって?
中学校給食の休止の責任ですよ!!