桑の実シロップと桑の実
クワの実の熟したものは、濃い黒紫でとてもやわらかくなって落ちてくる。
昔は「口を真っ黒にして食べた」と聞きますが、わたくしなどは食べたこともありませんでした。
ところが、実生で我が家の玄関先に生えて来て、10年で大木になって、日に何度となく拾って片付けても落ちて、踏みつぶされ、放っておくと、ハエがたかったり、だんごむしがついてきたりする。
放射能検査に必要なマリネリ容器分(約1リットル)を拾って冷凍にし、そのあとは、落ちてすぐのものを、昨日シロップにした。
まず、入院中の母に持っていくと、シロップは美味しいと10匙くらい飲んでくれた。
私も同じくらい氷で薄めて飲んだ。
夜、ソファーで寝入ってしまい、猫に起こされて、つけっぱなしのテレビを見ると、不思議なことにいつもよりよく見える。
それで、その昔、イギリス軍が夕食にブルーベリージャムを食べると夜、拙攻に行ってよく見えると兵士がいうことから、ブルーベリーの効果を発見したということを思い出した。
クワの実もまさに野生のブルーベリーと同じ色だから目に効果ありなのだ!!と思うけどどうかしら。
生ごみ処理との格闘
我が家のごみはとても軽いんです。
というのも、生ごみを入れないから。
生ごみは、市の補助金3000円をいただいて、手動式の消滅型生ごみ処理器を購入。
もう4年以上になるとおもうが、
消滅させるためには、酵素のような「モルト」に中に生ごみ投入、よくかき混ぜて空気をあげること。それを一日に何度がすることで、生ごみは二酸化炭素になって消えていく。
その「モルト」は空気と油が好物で、発酵すると温度が上がりその熱で虫もわかないが、ゴアテックスを二重にを貼った箱と「モルト」が特許で付加価値製品として18,000円くらい。3000円は補助が出ます。あるとき油をあげすぎて元気になりすぎて、私の爪に取り付いて、私の爪を食べだした!!びっくりしてその「モルト」を処分。
その後、竹の粉を緑ワーキング主催の講演会で講師の先生からいただき、それに●●木材のおがくず
を混ぜ、「モルト」を作ってみたがなかなか発酵してくれない。キャベツの葉がなくなるのに5日かかる。これでは機能しない。そこで、てんぷらの油粕などフライパンをふいた古靴下などを投入。
すると、少し元気に生ごみの分解をしてくれるようになったが、分解するときににおいが出る。いわゆる「いなかの香水」「肥料臭」ではないが、生ごみが消え去る時の断末魔のときに
「おのれー、このまましんでたまるかーー」と発する臭いなのだ。
そのうち、セメダイン臭がしてきた。
セメダイン臭は味噌を作る時に発行しすぎるとしてくる臭いなので、発酵の加減ででているんだな、たんぱく質の断末魔なのかなあ・・と考えました。理科って役に立つんですね!
「ごちそうさん」で主人公めいこの夫が「料理は化学です」といってましたが。
そんな話を三多摩の議員仲間にしたら、もみ殻活性炭を入れたらどうかとアドバイスされた。
おりしも、生協で長イモを購入したら、もみ殻の中に入ってきた。
そのもみ殻をさてどうやって炭化させようか、雨の日に黙って野焼きしてしまおうか、
いや、野焼きは禁止されている・・・。
そこで、ガス調理台の中の魚焼き器に薄く延ばして焼いたら、グッと!炭になりましたよ!!
オーブントースターでやったら発火、危うく火事になりそうでした、マネしないでね!
もみ殻活性炭を入れたら臭いも薄らぎました。毎日せっせとかき混ぜて、油を吸った古靴下はいれたまま。なぜかというと靴下がカビのようなもので真っ白になっているのです。
「命のりんご」という映画は全くの無農薬・肥料なしでおいしいリンゴを作る話。
そこのりんご畑の下草をちょっとはがすと真っ白に微生物が繁殖しているのです。
この古靴下はきっと微生物の塊になっているのね!
八王子の実証実験的に始めた生ごみ処理事業が、臭いで周辺住民の苦情からストップしている。
「田舎の香水」臭ではないが、生ごみが消えている断末魔のにおいは大量にやったら相当におうだろう。
以前視察した綾瀬の産業生ごみ処理施設は、徹底して小型ユンボで各藩しつづけることで空気を入れ込み悪臭の発生を抑えて、処理施設の境界で臭いを測る装置を置き、実証実験をしてから事業化を始めていた。
せっかく始めた生ごみ処理なのだから、八王子の業者は、他の事業者を参考にしっかり取り組んでほしいものである。市も応援してほしいものだ。