狛江市のHPのトップ画面「トピックス」のところ
箇条書きに
「警察による特殊詐欺防止の為に家庭訪問をいたします。」とありる
以下はHPよりコピペしたものです。
全体のトピックス > 2014年7月のお知らせ > 警察による特殊詐欺防止のための訪問を行います
年々増え続ける振り込め詐欺等の特殊詐欺を防止するため、市から調布警察署に、60歳以上の方のみで構成される世帯に係る情報を提供し、警察が直接訪問して注意喚起等の啓発活動を行います。
個人情報の提供に関しては、個人情報保護審議会により承認をいただいているとともに、狛江市長と調布警察署長とで覚書を締結し、情報の慎重かつ適正な取扱いを担保します。
〔提供内容〕該当世帯の方の住所、氏名、生年月日、性別
〔提供条件〕
▽秘密の保持
▽複写、複製の禁止
▽個人情報の安全管理
▽紙媒体による情報の提供
▽事業終了後の速やかな紙媒体の返却
▽個人情報保護条例の遵守
※警察署員が訪問する際は、必ず身分証を携帯します。警察等をかたった者による詐欺を防ぐため、公共機関を名乗る者が訪問してきた際は、必ず身分証を確認してください。
総務部 安心安全課
電話番号 03(3430)1111(市役所代表)
メールアドレス anshink@city.komae.lg.jp
登録日: 2014年7月14日 / 更新日: 2014年7月15日
以上、狛江市のHPより
紙媒体で提供といってもコピーも可能であり、警察からベネッセのように情報がもれないという保証はない。
「オレオレ詐欺」の被害は確かに広がっていて、一説によると暴力団の資金源にもなっているとも聞く。
また、調布狛江の被害額が一件当たりの額が多いというのも報告されていた。
だからといって、市が住民サービスのために保有している世帯の構成情報を警察に提供してまでして何かしなくてはならないのだろうか?
まさに、調布警察のご担当のまさに「なにかしなくては!!」というところでやっているのだと感じる。
様々に協力は必要であろうが、そんなバックアップは必要であろうか?
大いに疑問だし、警察は警察で他の何かを考案すべきだと思う。
断固抗議する。
提供はやめるべきだ。
以下、追記
頂いたコメントを読んで追記。
狛江市のHP 行政情報→横バナーから「会議録の広場」→個人情報保護審議会をクリック
5月13日の審議会議事録が出てきます。
その中に、今回の訪問は市から要請とありますが、担当の話では
「調布警察の生活安全課もワースト2では何かしなくてはならんでしょうが」とのこと。
裏で警察からの要請か、「何かしなくては」的な下相談がされた可能性は大いにある。
市・警察「ワースト2ではなんとかしなくては」→審議会「やむを得ない」
これでは、我々の心の自由や存在の自由は一体どうなってしまうのか?
ベネッセの情報流出は保証に200億円準備と報道された。
あの問題はすでに始まっている「共通番号制度」にもっと怒れよ!!ってことだ。