12月12日、日本教育会館一ツ橋ホールにて開催された。写真は土井さんがプレイボーイの取材を受けた時の写真だそうだ。選挙中ではあるが参加した。
自民党が微減、民主・公明が微増。
共産が21議席、単独議案提案権を得たことが大きい。
公明と自民で3分の2を獲得しているが、憲法改正につき進めるかは疑問の様相と感じる。
というのは、経済政策が本当に大きな課題となってきているからだ。
円安にしても輸出は伸びず、株高が続くかと思えば、下がっては盛り返しつつ全体として下がっていく傾向。
原油安を喜ぶほど産業は活発ではなく、円安でも救われているのでこのまま円安で行こうという感じだ。
問題は円安による食料品や物価への影響。
生活必需品がじわじわと値上がりを続けていることには変わりはない。
共産党が批判票一定の受け皿になったこと、また、沖縄小選挙区で共産が初めて勝利、そしてほかの沖縄の小選挙区すべてでの自民敗北は安倍さんの顔を暗くし、
それでも安倍続投に谷垣さんが面白くない。
201412月14日執行 衆議院選挙結果
■衆議院(小選挙区選出)議員選挙
当日有権者数 投票者数 投票率(%)前回の選挙
当日有権者数 投票者数 投票率(%)
65,83337,38556.79% 64,736 41,358 63.88%
党派候補者氏名得票数 22区得票数24年衆院選得票数(22区合計)
1 民主党 山花郁夫10,43980,0148,432(66,210)
2 自由民主党 伊藤達也16,599116,75715,959(115,290)
3 日本共産党 坂内淳 6,32636,9804,426(25,740)
4 次世代の党 鹿野晃 2,90320,288(日本維新の党) 5,717(40,698)
(みんなの党 ・ 津山ゆずる)5,265(37,805)
合計36,269
■比例代表 狛江市開票結果
届出番号政党名得票数24年衆院選得票数 投票率 63.9%
1自由民主党11,186 9,849
2新党改革92 620
3次世代の党1,751 みんなの党 4,933
4民主党6,505 6,516
5公明党3,681 3,291
6社会民主党 979 (2.6%) 1,024(2.52%)
7維新の党4,881 日本維新の会 7,744
8幸福実現党102 109
9生活の党935 日本未来の党 2,818
10日本共産党6,480 3,682
合計36,592 40,586
狛江市での票数は、
2年前の衆議院選挙時に
無党派層や批判票の一定の受け皿には維新の党とみんなの党がなった。そのうちみんなの党は解党してしまった。その一部が共産に回っているのが見て取れる。
小選挙区は、民主山花郁夫さん、自民伊藤達也さん、次世代のかのさん、
共産の坂内さんと泡沫がいなかった。前回の維新・みんなが受け止めた無党派層・批判票が今回は共産党にもまわり、民主党山花さん、自民党伊藤達也さんにも上乗せされている。
投票率が低くなっている分にも吸収されているのは言うまでもない。
比例区の社民党は、979票で24年の衆院選の得票数1024票より減ではあるが、投票率が下がっている点からすると、得票率は増えている結果である。
未来の党や緑の風に票が分散して、社民得票率はここのところは2.5%前後だったが、未来や緑がなくても回復はしていない。未来や緑に回ってた票は民主の山花郁夫氏(脱原発を掲げる)に回っているとみられる。
(東京生活者ネットワークは山花郁夫さんを推薦)
社民党は、昨年の夏の参議院選挙(鴨 ももよさんを中心に支援運動)のときと、得票率は変わらないか微増であった。
今回は豊島区議会議員を辞して出馬した、40歳の石川大我さんが短期間だが自身の性的マイノリティーとしての生き方から多様な生き方が受け入れられる社会を訴えての支持獲得であったといえる。
社民党の若返りも含めて、期待をしていただきたいと思う。
ご支援にこころから感謝です。