21日は庁内で議会例規や「狛江市アクションプラン」についての説明を受けた。
22日は見学会。
和泉本町の水道施設、稲城市にあるゴミ焼却施設(クリンセンター多摩川)、日の出町の
谷戸沢最終処分場、二ツ塚処分場・エコセメント化施設(東京たま広域資源循環組合)を訪問した。
「日の出の森を支える会」の会員でもある私だが、谷戸沢最終処分場の周辺の地下水汚染問題・杉並中間処理施設周辺の住民が体調不良を訴える「杉並病」などに端を発した、環境ホルモン、ダイオキシン汚染を今でも心配している。
長く「ゴミ半減推進審議委員」をつとめたが、丁度、稲城市にある高温灰溶融炉の建設にゴーサインを出すための審議委員でしかなかった。(形式的市民参加というものの典型)
高温で償却することでダイオキシンの発生を抑えることができる、そのためにもプラスッティックも生ゴミなどとともに燃やす必要がある、最終処分場をかかえる日の出町は「灰にして持ってきてくれれば受け入れる」と町長がいっている、そのような背景から現在のクリンセンター多摩川の3基のゴミ焼却炉を建設する準備がされていたのだ。
そのような流れの中で、審議会はプラスティック焼却を前提とした「ゴミの収集方式の変更」のみを答申するように諮問されただけである。
ゴミ問題はその後、減量のための拡大生産者責任を問うゴミ行政として、ゴミの有料化が云われ、資源細分別、リユース(繰り返し使用)中心のリサイクルをすすめるための容器包装リサイクル法の見なおしが必要になっている。
そして、サーマルリサイクルが強調される焼却行政に対し、生ゴミのリサイクル(バイオリサイクルによる熱利用など)新しいリサイクル・資源循環が進められるべき時になった。
狛江でも温水プールをという要望に対し、熱源を確保してから考えるべきというのが私の考えだ。生ゴミのリサイクルを熱源とした温水プールはどうだろうか。