3日からの3日間の決算委員会を控え、決算資料を読もうと朝から控え室。
各会派も三々五々集まっているようで、担当の職員が控え室を出入りしていた。
いくつかの市民要望や市民からの指摘もあり、今日は5時過ぎまで、担当に電話したり、説明を求めたり。
どうしても聞いておかなくてはならないことは、誰か他の委員に頼まなくてはならない。
私なりに十数点、気になることが出てきているが、他会派からも質問が出ることもいくつか分り、今日のところは特に他の議員にお願いしないことにした。
ただし、社会保険庁の年金着服問題、[狛江市は大丈夫か]
、野党からより、与党から聞いてもらいたいと思う。
武蔵野市長が、桝添厚生労働大臣に抗議したそうだ。
まちがいがないようなシステムだったのならいいが、検証が出来るようになっているのかが問題なのだから、何か言われて「疑るのか」と腹を立てるようでは、了見が狭いというか危機管理が出来てないし、人間を知らないと思う。
さて、沖縄戦での集団自決、軍関与はなかったと、教科書検定での書き直し命令に抗議の11万人集会を受けて、自民党や文部科学省、当の伊吹元文科省大臣までもが、「政治の関与がないように検定のし直しを」などと言い出している。
自民党の中に、麻生総理を歓迎し、待ち望み、検定を良しとし、南京虐殺はなかった、第2次大戦のアジアの民間人も含めた被害者の数が、言われているところが多すぎるという人間がかなりいるということをだれも忘れていはいない。政局が不利となると相手の政策にも成り変ってしまう、自分をも欺ける特技の持ち主集団なのだろうか。 これを「自民党とは何か-その2」とすべきか。
私が生れた朝鮮戦争勃発の前年がサンフランシスコ講和条約、東京裁判受け入れ。
そのごは、朝鮮戦争に出てしまう米軍に代わって、米軍施設やその家族を守るために警察予備隊が形成され、自衛隊となっていく。
安倍さんのおじいさんは巣鴨プリズンから出てきた戦犯(なんでも、大陸を闊歩していた経済商工大臣だったとか)だったそうだ。
60年安保条約締結の時のデモで樺美智子さんが圧死し、条約締結をして、
岸内閣は総辞職する。
岸信介はそれに先立ち戦犯の助命嘆願運動を一生懸命にしたそうです。モンパルナスの夜は更けてなどの歌がはやって、死んだはずのお富さんが復活したその総決算が日米安保ではなくて、靖国への戦没者やBC級戦犯も含めた公務死者を祭った・合祀したことだったのかも知れない。
「自民党とは何か」はこのあたりにありそうだ。
アメリカには、なにか(テロや紛争が)起きると「これで儲かる・・」と考える人間がいて、その人たちは武器商人といわれるものすごいお金持ち。
日本にはそんな程度のお金持ちはいないのに、戦争を歓迎したりする人がいるのが不思議だ。
アメリカほどめちゃ金持ちでもないのに戦争を歓迎するような人たち、これがわたしのまわりにいる自民党の人たちだ。戦争でガラガラポンを心のどこかで望んでいる、今の目の前の現実を愛せない中小企業の戦士だった私の一族もそうだ。働くことが美徳で働いてきたが、どこか満たされない、信仰もしたし、信心深かったし、きれいに掃除をし、ひとにやさしかったが、本当の自分は見つけられない満たされない思いを抱いていた人たちだった。
ところが、日本の経済人は本音は戦争を歓迎していない、右傾化もキライだ。だから民主党でいいと思っている。わけのわからない右の自民党は「安倍さんでこりた」と思っている。
キヤノンの御手洗さんは右より、新自由主義的右がすきなのだ。
おそらく、中国も大好きだろう。
私は、自民党は生き残るとおもっていたが、最近、自民党はなくなると思うようになってきた。
それで初めて戦後レジームからの脱却なのかも。
おっと、その時は「社会党的なもの」もなくなるんだ。
経済界は、阿部さんには朝鮮問題を解決させようと思っていたと思う。
でもこだわりすぎて出来ないから、福田さんにやらせる。それが出来たら、自民党は解散だ。
安倍さん的にできなかったから、福田さん的にさせていいと思っていると思う。
それで、政界にエネルギーがあったら、政界再編だろう。あるいは、民主の第1党時代到来だ。
2大政党にはなりそうもない。社民党は生き延びる。