11日、金曜日には、清水信之氏主催のシンポジウムに参加。
市長選挙予定候補者のI氏をゲストに
「I氏がプロヂュースしたい狛江って何ーに?」(I氏は映画プロヂューサー)
という題で、市民からの忌憚のない質問に受け答えする会だった。
詳細は、私の口からの報告は、いろいろ弊害も出てくるので遠慮したい。
しかし、集まった市民すべては団塊世代よりの年配の男性と団塊世代の男性、
そして、女性は私とI氏とPTA役員をしたというI氏同世代の方。
あ、それから、参加市民から「女性蔑視発言」が途中あったので、
不愉快に思われた女性が退席したけど。
意外と女性に人気がないのか。(民主党と似ているということになる。)
なんかね、前回の市長選挙の時も、河西のぶみさんという女性候補でありながら、
周りは年配の男性ばかりだった気がする。
財政問題を発言する人って、サラリーマンOBが多い。しかも、ご自分の体験や知識を下に
狛江の各論についてはまったくご存じない方ばかり(責めているのではありません)で、
その方たちが、各論のお勉強をする気はまったくなく、
狛江市政を論じる状態。
これって、この方たちの狛江を心配する気持ちなのだろうけど、
この方たちは、あまり実際のところそれで、困っていない感じだから、
うーーーん、しかも女性蔑視発言も飛び出て・・・。
私には、「あなたはしがらみにとらわれているのね、」と来た。
政党に属しているかららしいのだけれど。
そして、年寄りにやさしい市政をこの若い人がつくる、これがいい、とも。
ここまで来ると、主催者の清水さんも何のために骨太改革を訴えているかわからなくなるでしょうに、お気の毒。
そして、
社民党がとらわれているとしたら、多いにとらわれているよと答える。
だって、戦争で何人の人が死んだと思う?
民間人も子どもも、お年よりも、日本人以外の人もたくさんの人が死んだんだよ。
しかも、
「今の市政は、安心安全の危機管理がまったくなってない、テロにしても」と来た。
戦争って何かをどれほどご存知なのだろうか。
テロを語るどれほどのりアリティーがあるのか聞きたかった。
そういう市民が集まって、政策というより選挙のやり方を論じていた印象だ。
ただ、一人の方が、
アメリカのオバマ氏は「YES,YOU CAN」というワンフレーズの背後に
たくさんの政策論議をしているんだ、政策だ政策が大事だ
と発言し続けていたのがせめてもの救いだった。
(オバマのご意見番のひとりがブッシュの政策担当者だといううわさもあるらしい。
私は、クリントンの南米各国との経済連携協定締結に反対の姿勢はまあ、民主党のモンロー主義を出ていないかも知れないけれど、新自由主義にブレーキをかけるには双子の二大政党制のアメリカとしては、モンロー主義しかないからだけど、もう少し進んで、相手国の経済の自律をのぞむEPA反対なら評価だし、
いざというとき裏切らない育ちのよい強さをヒラリーさんには感じるんだけど)
当のI氏について、
ご本人は
「今の狛江市政に閉塞感を感じるし、狛江市政の密室性が問題だ、そこを変えていきたいけれど、
そのことを市民に訴えるのはとても難しい」
と発言していた。
私の感想は、その閉塞感で誰が困っているんだ、
誰も困ってないじゃないかってことになってしまったときどうするんだろうというもの。
そう、先ほどのひとりの参加者が、密室政治で何がどんなふうに困るか、それをはっきり話してくださいと何回かいっていた。
そういえば、私の夫にも参加を促したが、
俺は、閉塞感でぜんぜん困ってないから行かない・・・という答えが返ってきたのだ。
かといって、現職が良いとも思わないけど・・・とも。
密室政治はほんとうに困る、本当によくない、本当に変えたいよね。
密室政治だったから財政が悪くなったのか、
財政を良くすれば密室政治がなくなるのか。
財政と密室政治を同時に語ろうとすると本当に難しいんじゃないか。
ともあれ、清水さん、ご苦労様。
トホホ日記でのご報告を待ちます