爆撃で身体がガレキに埋まったこの男性は、その後救出される。
「閉じ込めないで、!殺さないで!」
アムネスティインタナシオナーレのパンフレットには、救出の途中で、手を差し出して助けを求める上の写真の男性が載っている。(AP GRAPHICSBANK)
アムネスティは、政治犯(良心の犯罪によって追われていたり、刑務所に入っていたりする人)の人権を守る活動をしている。
是非、イスラエルもガザを実質支配しているハマスも、すぐさま、軍事行動を停止してほしいと思う。
そして、昨年7月からガザ地区をハマスが支配し始めてから、イスラエルとの境界は封鎖されたそうです。
以前テレビ番組で、ガザ地区の多くの人々は、イスラエルに出稼ぎに行って、生計を立てていると報告されていました。
今回の攻撃ではエジプトとの地下トンネルを封鎖させようと攻撃がされていると聞きますし、
ハマスの攻撃力を削ぐために、戦闘を続けているといいます。
医薬品をはじめ日用品も不足している。
学校など、避難所が攻撃され、パレスチナ人の死者は800人になったそうです。(1月10日)
この非人道的な状況を一刻もはやく解消しなくてなりません。
ハマスとイスラエルの双方に即時停戦を求めます。
矢野ゆたか市長には、以下のように、停戦を訴える声明を発表するように要望しました。
2009.1.7
以下、要望します。よろしくお願いいたします。
狛江市議会議員 市原広子
狛江市長 矢野ゆたか様
記
昨年12月27日より空爆も始まった、イスラエルによるパレスチナ自治区「ガザ」への攻撃は、年を越えても収束しない。医薬品や食料の搬入が困難となり、必要な物資が不足していると報道されている。人道的な物資搬入のための一時停戦も拒否され、現地3日にはイスラエルによる地上攻撃が始まっている。ガザを実質支配しているとされるイスラム原理主義勢力「ハマス」の反撃も続き、日本の九州ほどの地域ですでに550人以上のパレスチナ人が死亡し、イスラエル兵にも被害が出ている。子どもの死者は100人を超えたと聞く。ユニセフに寄れば、子どもを守る大人が殺されているからとの情報だ。クラスター爆弾も使用され、フランスのサルコジ大統領の停戦調停も不調に終わったとの報道だ。
一刻も早く停戦を実現し、これ以上の犠牲者、とりわけ、子どもの犠牲者を出さないために、今こそ、世界各国の地域から即時停戦の世界世論を作り出さねばならない。
よって、狛江市長には、イスラエル・パレスチナに加え、イスラム原理主義勢力「ハマス」に対しても、とにかく即時停戦し、和平協定のためのテーブルにつくことを訴える意見表明を国の内外にしていただきたく、こころより要望する。また、クラスター爆弾使用に対しても強く抗議してほしい。
参考として以下、提言の末尾に加えたい。広島の秋葉市長が中心となって進める平和市長会議には2226(129カ国)の首長が参加し、昨年4月には「ヒロシマ・ナガサキ議定書」を策定したとして、昨年の8月の原爆記念日の平和宣言で、秋葉市長は「都市の力」を強調していた。国家だけでなく地域からの提言は必ずや力になると確信するものである。