このブログに関して、どういうわけかアクセスが多く、昨日、
誤字など直そうと思っても、編集できなかったので、
岩度町会は、「岩戸町会」が正しい表記です。
ほか、赤字の部分を追加しました。
和泉多摩川緑地(元和泉2丁目水道局用地を中心として戦争中に都市計画緑地指定されたところ)
に都立公園を!
という狛江の団体と
防災研究会(民間団体だが、補助金をうけている、山古志の復興プランを作ったそうだ)が
共催したシンポジウムだった。
ワークショップでは、たまたま岩度町会のメンバー4人とご一緒だった。
防災の問題からひとつの減災害の提言として帰宅困難者問題を考えるグループとした。
帰宅困難者が多摩水道橋のたもとを目指して狛江市内に流入・停留することを想定して、
その問題にきちんと対応することが減災につながる、人道的に避難者に対応することで地元の復旧がさらに遅れたり、治安が悪化したりの二次災害を起こさないという考え方だ。
よそ者が悪さするのを防ぐという感覚をまず捨てて、帰宅困難者を人道的に自宅に帰れるように対応することが大切だ。
ただ、一般市民感覚では、ある程度、被害が甚大でない、あるいは、災害後数時間か数日経過して、落ち着いた状況しか想定できないという限界があったが、このワークショップに参加して、6人という少人数で考えて、災害時に自助から共助、そして困っている人のために
《公助》と言う発想、プラス想定された課題に対応する必要性を認識している市民がたくさんほしいと言うことが分った。
そして、まず、自分がそうなるには、こういう災害時を想定したワークショップに参加することだ感じた。
ワークショップでは、以前、住んでいたことがある駒井と岩度南の間を走る水道道路が
以外にも、246から多摩堤を抜けて多摩方面に帰ろうとするする人たちで溢れるのではないか。
それで、日枝神社と京王ストアの交差点がいわば「狛江の裏玄関」で、結構重要ということになった。
そこで、そのまま、多摩水道橋を目指す人と狛江市役所方面に誘導し、調布を目指して多摩河原橋に向ってもらうなど、交通整理をして、水やビニール袋食料などを配る、トイレを何とか調達する必要があるなどに気がついた。
「表玄関は一の橋交差点」
ここで、やはり、イチョウ通りから調布へ(旧六郷用水に沿って行く)誘導するか、水道橋へ行ってもらうか、
世田谷どおりでは、かごめの倉庫やコンビに、ガソリンスタンド、途中の樹林地や農地が、帰宅困難者の一時停留所になるかもしれない。
もちろん水道橋のたもとの狛江高校や元和泉3丁目の公園(赤十字エイドステーションが設置される予定)
第3中学校そばのコンビニ(そばすがものところ)などはかなり重要な中継地となりそうだ。
当然、狛江駅南口ノロータリーに向って、(パチンコ日の丸のところ)人が休みに入ってくるだろう。
同時に、鉄道からの帰宅困難者が降りてきて駅前広場は北口も南口も人が溢れると予想され
駅前広場はある程度必要だということになった。
公共施設をいかに生かし、民間の施設・人材と連携するか。
イチョウ通りの千代田工業は災害協力を申し出てくている。
他にもびっくりドンキー、DH工務店さんなど期待できるのでは?勝手に指名してしまうが・・。
などなど。
この日はワークショップに岩度町会4名と駒井町会の会長の参加があり、
特に岩度町会の方たちは、「表玄関と裏玄関で帰宅困難者を出迎えるのに
町会が出来ることは何かを考える」といってかえっていかれた。
また、他のグループでは、行政と民間で何が出来、何が必要か、どうして行くかを話し合っていかなければならないという提言が出た。
私は、町会自治会への3倍補助金に議論不足、理念なき増額と反対した。
うわさが行っているのか、
「市原さん、町会のこと大政翼賛会なんていわないでね」などとからかわれた。
「こういう話をしてから補助金を改定してほしかったのよ」と応えて、
「今でも法律が変わったりすれば、町会は行政の下請けになる可能性は充分あると思う、町会の歴史を考えると、戦時中に戦争法制で、町会は隣組となったそうだから」と市原。
「今の町会は行政の下請けにもなっておらんよ。世田谷では、地域のまつりは町会連合会が主催して、連合会が一番にあいさつするんだ」と岩戸町会の方。
岩度町会の方たちとはその後お茶をご馳走になり、
いろいろいお話させていただき、とてもよかったと思う。
避難所運営の想定とはべつに、
今日は、
比較的軽度で多くの市民は自宅に帰れるような状況で、帰宅困難者が都心から市内に停留する場合を想定した。
今度は避難所の運営を想定して、逃げられないでいる高齢者などの問題をどうするのか
市役所の主催で防災シンポジウムを開く必要があると感じる。
色々な場合で、市民がどこまで動けるか違ってくる、町会も然りだ。
だから、防災・減災害に大切なことは、どこかの組織にだけ、期待するのは、はやり、危険だと思う。
行政は、市民への働きかけを重視して、シンポジウムなどでの疑似体験などに、多くの市民に参加してもらい、公助を意識できる市民を増やし、育てることだろう。
その上で、がんばる町会には頑張っていただきたいと思う。
しかし、あくまで行政の責任で組織した組織をきちんとと持たねばならない。
その意味で避難所運営協議会が第一歩ということは変わりはない。
大変勉強になった一日だった。
民家園の長屋門の上棟式だったが、参加できず、(午前中は保全地区で作業)
紅白もちを届けていただいた。