狛江市は市民参加と協働条例で分権自治の時代を乗り切るのか
―ー求められる自治基本条例
★自治基本条例についての狛江市の認識を引き出す中から、策定意欲を窺った。
・三多摩地域では、三鷹・国分寺・清瀬・多摩の4市が策定。全国では、90以上の自治体が策定。策定 準備中も多いとのこと。(小平も準備中)
・狛江市政の「参加と協働条例」と自治基本条例のちがいについて、行政の認識を聞く。
自治のほうは、「対象が行政全般で、市民と行政の関係について規定している。
参加協働のほうは、参加の手続きと公益団体との協働の手法についてのルールぎめ
・住民自治に必要かという問いには、市民が中心となったまちづくりのために役割は重要との認識
・団体自治、国との関係をでは、分権改革の推進で「自治理念・基本原則の明文化という点で一つの選 択肢との見解。
・市長の姿勢は、「仕組みを作ることより、地に足が着いた条例」を。
自治の機運が熟せば自治基本協例に移行できると考えるとのことだった。
・議会と住民、議会基本条例の必要性→自治基本条例には、議会の責務も含めて律しているものがあ る。しかし、議会の出の議論をまって、行政の責任や権能、議会の責任や権能について、一緒に整理 させtいただければと思う。
★市長初め行政が、自治基本条例の策定に消極的で無いことがわかり、ほっとした。市民参加と協働 の条例や情報公開条例を策定したことは、自治体改革の一環であること、市民主導の条例策定も歓 迎する、これからも自治体改革を進める中から、狛江市も時代の要請にこたえていくという答弁を引 き出すことが出来た。
★これからは、市民レベルで自治基本条例の策定に向け、勉強会などをやっていくことに行政として大 いに理解を示してくれるだろう。ぜひ、やって生きたいと思う。
★★★基本構想策定では、私たちの思う自治体の姿を描けなかった。それというのも、自治基本条例が無く、狛江市に「総合基本計画を市民と議会と行政で策定して市政運営にあたるという条項がないからだ。議会の権能を広げるという観点から「基本構想だけでなく、基本計画も議決を」といわれても、自由討議も出来ない、会派主義の議会では、市民のためにも後が怖くて賛成出来なかった。だからこそ自治基本条例を作っていこうと思う。
今日は、企画財政部長意欲的に答弁し、副市長も、市長までも気持ちよく答弁してこれ、(いつもは、面倒なので答弁を求めないのだが、)この質問は成果があったと思う。
報告ここまで。
以下の質問も首尾よく成果をあげることができたが、報告はまたの機会に。
1、コミニティーゾーンをつくってこなかった狛江市道路行政
①狛江市主要幹線と市内幹線の位置づけと整備状況、優先整備、および、その決定根拠
②昨年・今年・来年の道路整備事業
③都市計画道路・生活幹線道路整備と同時にコミニティーゾーンの設置導入を
④設置の実績は?生活道路の整備の優先呪医医の決め方は?
⑤都道114周辺は整備中から検討を始めよ
⑥死者の出る水道道路周辺こそ今すぐ検討し、実施を
⑦市内他地域での検討は、構想はあるのか
⑧検討はどこで誰が?行政はリーダーシップを発揮できていない。
まちづくり課を都市整備課にしたのは残念。
⑨道路行政と減災
2、霞ヶ関の官僚支配は狛江でも ― 道路行政、官からの脱却を
①東京都道路整備事業推進大会について
背景、成り立ち、組織、運営、問題点、5,9万円のバスに乗って大会へ