久しぶりのブログです。春の嵐の後も風が強い日が続きます。
何だが北ヨーロッパのような風。
ぼろぼろと崩れるむき出しの大地。豊かなみどりの繁る東の島、ジパングは無くなるのだろうか。
さて、
清水元狛江市議の主宰する地方自治研究会に久々に出席して
橋下大阪市長発の「大阪都構想」「大阪府職員条例」「大阪府教育基本条例」についてざっくばらんな意見交換会となった
。(大阪市条例ではありません、訂正しました)※「Rの会」は昨年の狛江市議会議員選挙に無所属・しがらみなしというふれこみで候補者を出し、短期間の選挙準備でj次点までこぎつけた会だが、現在諸般の事情で広報活動は休眠中のようだ。
一人勝ちの東京に対して地盤沈下の激しい大阪府や大阪市。
橋本市長<元府知事>は教育も財政難も職員の質が悪い、組合が強いから、教員の質が悪い、教職員組合が強いから、と訴え続けてきたような印象を私は受けている。
職員や教員・学校の評価を導入して、相対評価で下から5%の人間や学校に対して改善がなければ切っていくという。絶対評価ではない相対的な評価をしていくとのことだ。
必然的に競争や「下5%」にならないような方策が横行するという批判がすぐさま出てきそうなのも容易に想像できる。
橋下市長が何を見て来たか知らないが、こと教育に関しては、子どもの立場が全く欠落しているのが特徴だ。
学校は子どもにとって社会であり、場であり、居場所であるということを全く除外している。
教育の成果を語るならまず、子どもや大人にとっても大切な学ぶ権利(学習権)を中心に教育というものを組み立ててほしいものだ。
橋下府知事時代はよく泣いた男だったが、
いまいちの心理状態と見ざるを得ない。
もう少し自分の見て来たものに対して思考を深めてほしいといった感想を持ってしまう。
ハシズムとか維新の会とかきな臭いが、
私は不思議とそれほどの危機感は感じない。
なぜなら中央政界に出てきたら、必ずやつぶされる体質を持っているからだ。
だれにかって、
アメリカにだ。
その時誰も彼のことを守らない、そういう体質の男のような気がするのだ。
私は彼には大阪の問題にとことん付き合ってほしい気がする。
それが一票を投じた有権者への誠意ではないだろうか。
宮崎の東国原元知事(お笑いタレントのそのまんま東)もそうだ。
自民党にも公明党にも頼れない、
道州制はどうするのかという課題がありながら「大阪都構想の地方自治法の改正をマニュフェストにいれてくれても信じられないし、そもそも腐敗の根源は自民党だしというのが中央政界を目指す理由」とは清水さんの解説。
ほんと、
亡霊といまだに闘っている私たち日本人よ!
戦争責任不問と保守復活という亡霊。
腐っても自民党という亡霊だ。
早くつぶれてしまえと思う次第だが、橋下さんにはそれは見えないらしい。
実はとってもつぶれていることが露呈するのが次の総選挙かもしれない。
自民党発の新自由主義である「みんなの党」と
大阪在野発であり、地方分権論・地域主権論者わきサポートの新自由主義であるハシズムと
どっちが勝つかということになろう。
泣いたり日の丸・君が代にこだわったりーーの橋下氏
いまだ復活できない小沢氏
渡辺みっちーの子どもで負けず嫌い、カラ元気のよしみさん(だったか?)。
脱原発は決めてくれるが、消費税はどうするんだろうか?
これに応えないうちは「政治としては一人前ではないんんだろうね」ということになった。
原発より消費税の方が問題としてはむずかしいところに民主党の存在意義が出て来てしまっている。
(もちろん大飯原発再稼働のために、安全基準を3日で作り、地元説得に入るという民主党は許されない!)
(先日「インスタント安全基準で再稼働は許せない!」という院内集会に参加したら、驚いたことに民主党の国会議員がマイクを持って挨拶し、党内で再稼働阻止するために頑張るというのだ!!。
消費税を閣議決定した時に役職辞任や離党が出ているのに、まだ民主党にとどまるのかしら!???
という思いがした。会場を埋めた100人以上の市民はおそらく同じ思いだったろう。)
ところで、共産党は消費税10%に反対とポスターにかいてある。
では8%なら賛成なのだろうか?!
建設的な野党の地位を固めるつもりなのか??
社民党は消費税値上げ反対だ。
震災復興マネーも(除染マネー・がれきマネー)増税だよりの先物食いだ。
もう少し丁寧に復興対策をすべきだ。それだけでも数兆円になろう!
消費税値上げの前にやることをやってよというが、それぞれにやることがちがうのだから有権者には分かりにくい、で、結局民主党はそれほど負けないだろうというのが私の感触だが、小選挙区制だからやっぱりやばいぜ、民主党!
なんだか今日の感想と報告がごちゃごちゃした文章となった。
久しぶりのブログでした。