選挙結果です。
市長選挙 有効投票数 29932 高橋くにひこ 16377
田辺良彦 13555
市議会補欠選挙 有効投票数 28975 山田たくじ 17626
絹山達也 11349
田辺氏は善戦した。1500票をひっくり返せば勝利だったのに驚く。広報を普通につくれば勝っただろう。だが、そうできないのが共産の限界緑活字追加(6/26)
私が応援した絹山達也さんは票を広げることができず、田辺良彦氏よりも2200票少ない結果となりました。
勝手連で応援したかいがあったのかととても残念な思いと同時に、応援して下さった方には申し訳なに結果となり、心からお詫びしたいと思います。
市議補欠選挙のほうが無効票が約1000票多いというのはどう理解したらよいのか。
高橋と書いて市議選は白紙という投票行動を取った人が、1000人近くいるということだと考えるべきなのか、
市議選?きいてねえよ・・と言う人もいるのか
田辺はいいけど絹山気に入らない、その後ろのイチハラ気に入らないという共産支持のひとも若干いるかな・・。
しかし、高橋はいいけど山田はだめという人間がいる。ということかもしれないとすると、山田氏の関係者も少し考えるところはあろう。
田辺・山田の若・若コンビが伸びるのではないかと思ったが、そういった要素はあったようだ。
田辺さんは前回の矢野裕の得票数に近い票を取っているのはひとえに年齢とそこそこの顔つき(好き嫌いはあるだろうが)も大きい。田辺・山田という組み合わせで投票した人が2000以上はいるということだ。
そして、読めないところだが、高橋・絹山もいる。これは絹山勝手連の論理だ。高橋で改革を望むが自民・民主に議会まで渡していしまうことはないだろうという人も結構いるのではないか?
というところが、田辺・山田の組み合わせが2000以上いたりする場合もありだから勝手連の意味はあったのだろう。
高橋・絹山の老・老コンビは高橋氏は組織票および、反共票で伸びた。一方、矢野市政への反感を一手に引き受けたのが実は絹山氏となった結果のように取れるが、案外、やはり年齢や見栄え、何より、選挙広報の失敗が大きいのではないかと私は考える。
なんであんな広報にしたのか、。
テレサ・テンや石川さゆりや「やるっきゃない」「根っから無党派」などが踊る広報はみなが首をかしげたはずだ。アウンサン・スーチーも「アウンサン・ジージー」の間違いでは?と思ってしまう。
イチハラやシミズが推薦人なのに、第2次矢野市政を支えますと大書きしてあるのも、解せないけど、そんなことより政策が書いていない広報は、普段、情報から遮断されているが有権者としての義務を果たそう権利を行使しようと思うまじめな民主教育を受けた有権者の存在を忘れている。事前ビラで政策を書いても広報に書かなければ意味がないのだ。
私は投票率が低くなって以上のような理由で700から1000ぐらいの差で絹山さんが負けるのではないかと思ったが、実際は大きく差が開いた。
それは思いのほかマンション問題を引きずったということだ。感情的な(悪いと言ってはいない)ところで和泉本町1丁目は反矢野・反絹山で燃え上がったと思う。絹山氏の「30年の市民活動」という実績以上に、矢野市政を支えた番頭としての絹山氏への反感はおおきいのと、山田氏の東大閥も。そんなこんなガ投票率を押し上げ、組織票だのみの共産・自民・公明にほかの要素、マンション問題と東大閥プラス反共産(これはイチハラが動きすぎた)そして財政の硬直化危機感あおりが加わり、投票率は伸びた。
共産党は私の前日の感じでは13000票を読んで勝利をする予定だったはずだが、市民の気持ちの動きに鈍感だったということだろう。
かくいう私は全く読めなかった。
広報の失敗が僅差で負けとなるかと思っていたぐらいだ。
思った以上に反矢野感情は、反共産感情となっていた。
豊の会が与党として危機感を持っていた以上に、市民は反感を持っていたし、
共産党は与党ボケしていた、そういう市政運営をしてきたということだ。
豊かの会の広報をたまに手にするが「うそはないけれども本当のことではないこと」が大量に書いていある。
そういう「革新」運動をつづけていると右側に大きくぶれる市民が大量に出てくるのだ。
もう4年、そういうことを続けていれば、もっと右が出てくるだろう。
今回程度の反共産右派でよかったと思うべきだ。
マンション問題での反矢野意識を「業者に反対するよりも行政攻撃をする間違ったやから」として認識していたから間違ったのだ。
与党ボケはほかにもある。
給食の放射能検査を求める親たちをモンスターと決めつける、一部のモンスターペアレントだと切り捨てて自分たちは間違っていないという、市長もその報告をうのみにする。
騒ぐ市民は一部の人たちで
その人たちは悪い、凶悪、極左、モンスターとレッテルを張っていった矢野市政の職員たち。
高橋新市政には順当な改革を進めて、市役所内改革も進めてもらいたい。
それが大阪のような極端な右派が出てこないようにする賢明な策だということだ。
そして、高橋市政に対して私は「議会は原則野党」という立場で今後も臨んでいくことを市民の皆様にお約束して今日は終わらせていただきます。
最後に、山田氏にも大いに期待はするが、「嘘ではないが真実ではないこと」を語るようにはなるなということを忠告させていただきたい。なぜ、マンション問題を選挙で語らなかったのか、なぜ高橋氏を全力で支えるなどという演説をしたのか。嘘は政治家の始まりを実践するつもりはないだろうと思う。山田氏に期待を寄せる右から真ん中までの市民の何が真実かを見極めて受け止めるべきはなにかを感じることができる政治家となっていただきたいと思う。
もうひつついい忘れたが、広報の変てこさ・異常さに気がつかないのが共産党の限界ということの中身を書くと、自分がすべて正しいと思っているわけではないが、「愛している」などという奇妙なことばや「やるっきゃない」「第2次矢野市政を引き継ぐ・支える」などという変てこで政策が書いていない広報が大問題で普通に磨きこんだ政策をいかに限られた紙面に載せるかに腐心することなく事前ビラをまきまくってしまう、肝心の広報の意味をおとしてしまう背景はなんだろうか。単なるボケなのか。「事前の大量なビラ・街中を歩きまわるメガホン集団はどこから発想するのか???とりわけ、無党派市民の会の事前チラシはやっている方たちはまじめなのだが、わたしたち勝手連には迷惑であった。
ポストの中が腐りそうなぼけた顔写真ののったチラシに市民はうんざりというより背筋が寒くなるほど恐ろしさを感じたと思う。やめてほしいものである。与党ボケした政策運営に市民が怒っていることに気づかず「素晴らしい成果!!」と田辺・絹山両氏のでかいピンボケ写真、薄黄色と薄緑のカラーのチラシ。反省した方がよいと思う。そして「革新」などという言葉も死語だし、再起を期すなら、言葉から選んで、普通に考えるべきであることを自戒もこめて言わせていただく。