日比谷野音からデモに出る市民。テレビ局の取材が若い女性に。
「個人で来た、法案の中身で社会が変わるのが心配」と話すのが聞こえた。
参議院議面前の向かいの歩道には多くの市民が音響とスローガンを叫んでいた。
しかし、深夜の法案成立のころになると議面前には装甲車が何台も横付されて、
向かいの市民が突入してくるのを警戒している様子だった。
特定秘密保護法が、12月6日深夜11時に、参議院本会議場で可決された。
圧倒的与党の数・・と思いきや、
得票総数212票、 賛成 130、 反対 82でした。
賛成したのは、自民党・公明党。
反対は、社民・民主・共産・生活・糸数議員・山本太郎議員。
みんなの党は欠席、一部出席して反対(川田・寺田・真山)
維新の会は欠席。
日比谷野音には前回の1万人を上回る、1万5千人が参加。
国会への参議院請願デモに向かいました。
規制が厳しく、少しづつ集会会場から出される状態で、整然とデモせざるを得ません。
しかし、参加者が口々に反対のスローガンをまさに、大きな声で主張しながら、
参議院の議員面会所手前の請願受付まで、デモをしていくという感じでした。
次の日の毎日新聞には、怒る市民の顔がしっかりと切り取られ、この法案がいかに理不尽なものかがわかります。
国会参議院前の向いの歩道には、直接集まった市民グループや個人が、
音響とともにスローガンで講義をしていました。
法案が通るころになると、参議院の議員面会所「議面」前には
装甲車がピタッと何台も横づけにされ、
向いの歩道の市民たちが「雪崩を打って突入」するのを防いでいました。
それでも、議面前に来て講義をする若者の集団がありました。
「これで、やっぱり、もう一度政権交代をしなくちゃならないのがわかったね」
というのが多くの市民の抱いた思いであったと思います。
「安倍政権のおわりの始まり」だ!