第一小学校の卒業式に参列しました。枝が広がらないように東京都の試験場で品種改良?された「ホウキハナモモ」の紅白の木もつぼみが膨らみ、開花も間近。
ちょっと変わった書体ですけど、校長先生の書でしょうか?「私は言葉には言霊が」とかお話しなさる校長先生でしたけど、もう少し詳しく伺いたかったですね。というのも、先日の毎日新聞に田中法政大学の学長のコラム、江戸学で有名な先生ですけど、江戸時代の封建制を支えた朱子学(新井白石なんぞだと習いましたね)に対して、本居宣長とかの国学は「アンチテーゼ」だったそうです。それが、維新の推進力となって明治時代から以降は江戸時代を否定するようになるけど、実は、江戸時代は朱子学に対して国学も孕んだ豊かな時代だった、というような内容だったんだ。
「言葉には言霊」っていうのまでは、みんな知ってるんですよね。その先聞きたかった。展開できるかなああ。
そういう先生は森友問題をどう考えていらっしゃるのかな。
教育勅語を暗唱させるのは「言葉には言霊」と、かかわりあると思うけど。「私も出来たら教育勅語を暗唱させたいんですねえ、だって暗証していれば身につくんですから」なんておっしゃらないですよね。
教育勅語は、戦後、参議院と衆議院で排除決議がなされている。また、日本はポツダム宣言を受諾してあの太平洋戦争を終わらせて、戦後の日本がスタートしている。ポツダム宣言は、天皇の人間宣言の上に成立している、天皇の言葉としての教育勅語「臣民として天皇のために死にます」というものは、戦争に敗北した時に天皇自ら廃棄したものであると言われている。
ナチスドイツを徹底して排してきた戦後のドイツほどではなくとも、教育勅語は復活させてはならないものといえる。
校長先生、大丈夫でしょうか??!!
以下決議文を読んでみたい。
第2回国会
昭和23年6月19日
参議院本会議
教育勅語等の失効確認に関する決議
われらは、さきに日本国憲法の人類普遍の原理に則り、教育基本法を制定して、わが国家及びわが民族を中心とする教育の誤りを徹底的に払拭し、真理と平和とを希求する人間を育成する民主主義的教育理念をおごそかに宣明した。その結果として、教育勅語は、軍人に賜はりたる勅諭、戊申詔書、青少年学徒に賜はりたる勅語その他の諸詔勅とともに、既に廃止せられその効力を失つている。
しかし教育勅語等が、あるいは従来の如き効力を今日なお保有するかの疑いを懐く者あるをおもんばかり、われらはとくに、それらが既に効力を失つている事実を明確にするとともに、政府をして教育勅語その他の諸詔勅の謄本をもれなく回収せしめる。
われらはここに、教育の真の権威の確立と国民道徳の振興のために、全国民が一致して教育基本法の明示する新教育理念の普及徹底に努力をいたすべきことを期する。
右決議する。
森友問題のもう一つ側面は、役人による権力者の意向への「忖度」(そんたく)である。こちらは狛江市の予算のテーマである。
市長の独善的な文化の押しつけによる、多額の予算が組まれている。「ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン、プレフェス、ア、狛江」「花火大会準備」「浮世絵展覧会」
また、よく準備されていないのに、市長公約だということで始めるドッグラン整備事業与党議員が提案していた「健康マイレージ事業」
構想もなく、ただ予算計上。ドッグランは試験的実施という。
経費が掛かり、利用者は一部、マイナンバーカードを使った各種証明書のコンビニで交付事業。
管理職手当の値上げ。
国保料の値上げ。
などなど、予算は認められない。
予算委員会では、共産党が修正案を提案したが賛成少数で否決。市長提案予算には、共産党と市原が反対したが、賛成多数で予算は成立した。
28日の火曜日の本会議では、予算に対する、各会派の討論がある。