大手製薬会社ノバルティスファーマの降圧剤「バルサルタン」(商品名ディオバン)の効果が高く見えるよう臨床研究のテータを改ざんした論文を医師に発表させたとして「薬事法違反」(虚偽記述・広告)に問われた元社員に東京地裁は無罪判決。検察は控訴。癒着構造断てぬ「誤判」と毎日新聞の記者の目。
私も狛江市議会で何度か取り上げて来た。特に、「良いお薬」だからたくさん出しちゃおうってことがなかったのかを問うた。
血圧を下げると同時に心臓疾患や脳血管障害の発生を予防するような論文の数値の改ざんだったのだから。
東京では慈恵会医大を中心に論文の不正が行われたという。
狛江市は慈恵第3病院があり、災害時や介護と医療の連携問題などで病院として大変お世話になっているのだけど、
慈恵病院の先生が狛江でたくさん開業なさっているので、
高齢者への降圧剤の出し方は、とても関連があると思ったのね。
個人的に母がまだ存命だったから、降圧剤を朝昼晩と出されていて、最終的にゼロにするまで医者を変えたりね。
母の場合、70歳の時の交通事故で頭を打ったのでてんかん予防薬と降圧剤のダブル処方だった。
追記:てんかん予防薬に関しても疑問が残り、
83歳で認知症を発症してから、娘たちが薬のチェックをしたら、すごい量の降圧剤とてんかん予防薬。
てんかん予防薬の処方に関してはカルテの開示請求をして開示してもらったが、カルテになんか加えることは可能なのではないか?と感じた。母にてんかん予防薬を処方した最初の担当から2回替わっていて、2度目の担当医はてんかんをおこしているという所見は見当たらないのに薬を処方し続けているとはっきりお話ししてくれたのに、その先生はすぐに変わってしまい、確かにてんかん波が観察されている、と3人目の医者が言うのだった。
それでしばらくして、後見人名でカルテの開示請求をしたが無駄。(書き加えている?あるいは二人目の先生が嘘を言っている?)
ただ院長がお母さんのことで今後はてんかん予防薬を出し続けることはしないようにすることになった、と話してくれた。
後期高齢者医療制度が始まるときに、市内の内科の先生にお話を伺いに行ったら、降圧剤の話になって、「いい薬があるんですよ」、っていってらした。
それってディオバンのことだったんじゃないかなあ・・。
研究不正そのものを裁く法律がなかったこともあるようだが、
「臨床研究法」が7日に成立したことは評価すると「記者の目」には記されている。