セクハラ疑惑で5月22日に辞任の意思を表明した高橋都彦狛江市長は23日午前、市役所で記者会見を開き、正式に辞任を表明した。辞任の理由として、セクハラ被害について実名で抗議した4人の女性職員の意思を重く受け止めるとともに、3月から2カ月半に及ぶ市政混乱の責任をとりたいとしたが、自らのセクハラ行為については認めなかった。また、後援者と相談して2週間以内に辞表を提出すると表明、市長選挙への出馬ははっきりと否定した。
あくまでセクハラと認めていません。
用意したメモを読み上げ、「昨日、4名の女性職員から実名での抗議文を受け取りました。そして市政をこれ以上混乱させていはいけないとの思いから辞職を決意した」と表明、「(抗議文を読んで)私の認識とそれを受けた人との間には認識に開きがあることがわかりました。これまで私が主張してきたことに心に一点の曇りもありませんが、ハラスメントというのは、受け手がハラスメントと思えばハラスメントである。それを認めざるを得ないと思っています。今回、勇気を持って女性が名乗り出られて、ハラスメントと主張している訳なので、これを率直にハラスメントと認め、謝罪したいと思います」と理由を述べた。
このように、うだうだと認めないこと自体が「セクハラ」なのです。すなわち相手を差別し、人権も侵害し、見下しての行為ですけど、相手の言い分は認めない、「でもね、それはね、」と何度も繰り返すこと。そのこと自体がセクハラだと言えます。
その後の記者との質疑応答では、抗議文に書かれた「お尻を触った」など5項目の行為について、個別に認めることを拒むなど、「身に覚えがない」とする従来の主張を変えない姿勢をのぞかせた。
そう、被害者にとって「身に覚えがない」などと主張することがいかに悔しくて仕方のないことなのか、これがセクハラなのです。
記者会見に先立ち、臨時の庁議が開かれ、水野穣副市長や各部長らを前に辞職の意向を表明した後、「3月以来、この問題が起きてから皆さんに大変お世話になりましたし、男女を問わず私を支え続けてくれた職員、市民の皆さんにも感謝申し上げたい」「この6年間、狛江のまちを良くしたいという思い出、仕事上は全身全霊でぶつかってきた」と別れの言葉を述べ、「副市長を中心に第2回定例会を乗り切っていただいて、新しい市長が決まるまでの間、皆さんでがんばっていただければ」と話した。
また、記者会見で4人の女性職員に直接謝罪したいと語ったが、全員が面談を拒否、実現しなかった。
また、記者会見で4人の女性職員に直接謝罪したいと語ったが、全員が面談を拒否、実現しなかった。
まだ、個別に話したがる、自分の話を聞いてくれると思っている、この、図々しさ!これがセクハラなのです。
反吐が出る!
直ちに辞任!
5月中に辞任せよ!