狛江市長選挙。15日の告示日の田中とも子候補の第一声です。
是非ご覧ください。
相手方の応援弁士の国会議員の方々は、私たちを、何を以って、「セクハラのことしか言わない」というのでしょうか?
本日、☎で市民の方々とお話をさせていただきましたが、
やはり「セクハラって本当なんですか、そんなことばかり言ってほしくないですけど、駅前にチラシを配ったりして嫌ですね」という方がおひとりいらっしゃいました。
私は、この方はお忙しい方なんだなと思いました。
2か月くらい前、元市長の高橋さんがセクハラの事実を認めず、職にとどまっている時、駅頭でチラシ捲きをしたりしました。そして、多くの新聞報道にもあるように、ひどいセクハラをしていたこと、横柄な自分勝手な論理構造を持っていることなどは明らかになりまして、辞職したのですけど、そのことをあまりご存じないのです。
それで、
「セクハラの内容はひどいものでした。非正規の女性には、着衣の上から身体を触ってもいたんですよ、2重の差別ですよね」
と話しました。そうしましたら
「そうですか、分かりました、頑張ってください」と言ってその方は、電話を切られました。
本当に、日常的には、市長のセクハラのことばかり考えていられないわよ、という思いは痛いほど分かります。
市民の皆様が、大変お忙しく日常を過ごしていらっしゃること、理解しながら、それでも、狛江にとって、私たちのくらしにとってこの市長選挙は大切です。
自民党・公明党が進める安倍政権選挙のような様相の相手方に市長になってもらっては困ると思うのです。高橋元市長を批判しない、ということは高橋路線の継承です。
財政改革をしたと高橋氏を評価する声もあります。都とのパイプをいまさらのように持ち上げ応援演説をする人もいます。
しかし、「毎年の借金返済額以上に借金しない」という家計簿的な財政規律なら、あたりまえに借金は減るはずです。しかし、その内実は、これから財源が必要になる「市民センター(中央図書館・公民館)の増改築工事」や子育て複合施設(教育研究所・子ども家庭支援センター・子ども発達センター)の新規建設工事などに備えて、公共施設整備基金や公共施設維持修繕基金にほとんど積み立てることなく、数字としての借金減らしをまず優先して来たと言えます。
実際、高橋元市長は事業をやるときは借金をしてやればよいから基金には積み立てない、と議会で答弁しています。
特に、2期目の選挙の前には財政数字を良くしようとしていましたし、公約である4年でやります都立公園誘致、を進めるために、市民参加の手続きを逸脱して、公園誘致構想をまとめ、東京都に提出、交渉を開始してしまったのです。
今回のM候補は、それらへの批判は一切口にせず、市政の継続性を強調、東京都議会議員からの応援演説では、都とのパイプがなければ補助金などが降りないとまでってもらっています。
全く市民要望の実現とはかけ離れた、「官僚政治」の継承路線と言えます。