小さな落枝と切れ散った落ち葉の掃除が大変でした。
外散策路と隣接する市道の片付けに朝8時前から担当職員が視察に来てくれ、また、道路交通課の職員は10人体制で駅前広場や泉龍寺周辺の片づけをして下さいました。
前の晩から泊まり込んで台風に備えた職員もいる中で、道路に落ちた大枝を集め、小枝も掃き寄せて、最後に切れた葉っぱなどを掃き、車に積むという一連の作業を、10人で取り組み、小枝やイチョウの葉でまだ濡れていて、人や車が踏みつけるとさらに滑るようになり危険になるところ、避けることができ、本当に良かったと思います。
災害対策は政策としてはどの自治体も不十分なことろがありますが、狛江市の職員の頑張りは頼もしい限りでした。心から感謝したいと思います。
進路が千葉よりになり、東京湾を走り抜けたので、多摩地域としては幸いしたといえます。
進路がもう少し西よりだったら、市内の公園や街路樹共々保全地区でも倒木被害が発生していたといえます。風の方向が北、あるいは北西であったのは幸いでした。
竹の倒木や落ち枝の処理は、いつも会員がボランティアでやっています。
台風の後の清掃や片付けは会員でやってきましたが昨年は市内の公園も高木が倒れて被害が出て処理費用が掛かりました。
これに対して、「フェイクニュース」チラシを配っている男性は「保全地区の台風被害の処理に80万円を使ってけしからん」と書いているそうです。
確かに、シロダモが一本、クヌギが一本、エンジュが一本倒れましたが、そのうちクヌギの処理に植木屋さんが入りましたが、それだけで80万かかったとは思えません。シロダモは柵の外だったために職員がすぐに対応したし、エンジュはツルウメモドキが巻き付いているのでまだそのままになっています。
市内の公園なども同様に被害があったこと、普段は市民がボランティアで台風被害の処理をしていること。皆様のご理解をお願いいたします。
「フェイクニュース」に書かれた金額にすぐに反応しないで頂ければと思います。
「フェイクニュース」と言わせていただくのは、チラシの内容が間違っているので、SNSで反論すると、また、その部分だけを書き換えた内容のチラシを作って配るようなのでそういわせていただきます。
台風被害を出さないために町中の木を丸刈りにしろと言わんばかり、そのくせ保全地区には毎日入りたい??矛盾していますね。
大きなヒマラヤスギのコーンが青いうちに落ちています。もう少し寒くなるとこのコーンの先の部分が椿の花のようになって開き、硬い茶色の「花びら」が無数に落ちて、保全地区の中の観察路が覆われます。
山火事の熱で開く松ぼっくりがあるように、ヒマラヤスギのコーンは寒くなるとバラバラになって落下するのです。
他にもクヌギ・ぎんなん・様々などんぐり・ムクの実などが硬いうちに落ちていました。