信じないかもしれないけれど、狛江でも、中和泉も奥まった2丁目5丁目ぐらいを歩いていると、
足の下の地面が、武蔵野台地という感じがする。
駒井や元和泉の河川敷の持つ地面の感覚とちがうのだ。
新春の大地は晴れやかだった。日差しが戻ってきつつあるそんな感じ。それが今日8日ともなるとさらに広がって、明るい。
成人の日。新成人が荒れたというニュースはあまり聞かなかった。
狛江の街を歩いていて、ハケの終わり河川敷の始まりをところどころに見つける。
猪方の前原学童の傾斜、などが立川段丘の端っこだそうだ。
狛江の水神前からの段丘の変貌たるや、崖をを埋めて、土地を広げて住宅を建ててしまっているので地形が分らない。一軒だけ、崖の下からの階段が長く残っているお宅を発見して、感動だった。
元旦、いつも元旦開園するむいから民家園を2時過ぎに訪れた。
午前中にいくと獅子舞やお囃子を楽しめるが、今年は疲れが残ってゆっくりと出た。
遅くなった理由は他にもある。
お雑煮もおもちがうまく焼けないで、おもちの焼き方で元旦一番の口論となった。
娘にも夫にも、なんてこの人たちは物事をみるだけで分らないのかと思ってしまう。
私には、おもちの表面を見て、中身が分るのだ。
揚げ物も見ていると上げ具合が分るのはよく聞くでしょう。
ハンバーグをこねていて、かおりで混ざり具合が分る。
ある瞬間プンと「いいかおり」になる。そのときに塩加減も全てが完成しているのだ。
袋も電気器具もながめているとあけ方や扱い方が分る。
それが分らない家族は何でも壊す。
袋の破り方などひどいものだ。
新春早々、愚痴になってしまった。
そんなわけでゆっくり尋ねた民家園で
「投扇興」という遊びを体験させていただいた。
よくお座敷で遊ばれたり、時代劇で視る扇子を投げて的にあてるものだ。
面白かった。
写真は 「むいから民家園の落葉プール」 「投扇興指南」