柳沢厚生労働大臣の辞任も秒読みと願いたい。
毎日川柳では
「我が家には古い機械と粗大ゴミ」というのが載っていた。
いくら論功功労内閣とはいえ厚労大臣が中身のなさでは功労内閣一だとは。
補正予算採決の日、柳沢大臣がマスコミの差し出すマイクに
「女性の一番大切なところを傷つけてしまって大変申し訳ないと思っている」という発言をし
耳を疑ったものだ。
なんと卑猥な釈明!表現を知らなすぎると思う。
大学でもセクハラやパワーハラスメントが問題となっている。
授業中、子供がお乳を飲む様子をリアルに表現した大学講師がいた。
10年程前、母校に教職課程を受講しに戻ったときのこと。
就職氷河期に「セルフエクスプレッション」(自己表現)の大切さを教えて評判の先生だったが。
スキンシップの大切さなどを話していた時と記憶するが、授乳経験のある私を目指して話しているなとすぐ感じたので、
そのまま、教育心理の女性教授のところに駆け込んでしまった。
かつては、セクハラやパワハラはされている本人にしかわからないことが多かった。
しかし、セクハラに関しては、その理念が認知されてきて、周囲でもそれと感じることも多くなったし、周囲からも声をあげやすくなった。
パワハラに関しては、まだまだだ。
そもそもセクハラもパワハラの一種だと思うが、力を誇示したがるなど屈折している人格が、
ある特定の人間に強く出て、その人間を社会的に苦しめ、場合によっては自殺に追いやってしまったりする。先生が同僚の前で校長に責められつづけ自殺したり、就職氷河期には、面接帰りの学生が自殺したりした。
就職面接時の対応で傷ついた話は、よく新聞の投稿に載っているし、
自分の子供からも聞いている。
企業の一員として熱心なあまり応募者にきついことも出るかもしれないが、
ある程度気をつけてもらい、面接担当者は一応研修を受けるなどしていただきたいものだ。
本題から大分ずれたが、
女性の自立就労支援のための子育て支援が第一という私の思いを強調したい。
まず、離婚したくても我慢している人がいること。
シングルでも子供を産み育てられるような社会にすること。
こんなことをいうと
男性のことを敵視しているように聞こえるかもしれないがそうではない。
そうすれば、次の出会いもあるし、子供だってまた、授かるかもしれないし、
これは男性にとってもよいことだと思う。