伊藤和也さんの葬儀は両親宅のある掛川市で営まれ、家族が和也さんを誇りに思っていることが感じられました。
お父さんが、和也のしたことは正しいとマスコミに向って話して来たなかで、お母さんの
「親に骨を拾わすなんて、バカヤロー」といいましたという言葉。
この二つの発言に、高遠菜穂子さんたちが誘拐・釈放されたとき、
迷惑をかけたと散々バッシングをされたことが両親・父親の脳裏をかすめたに違いないと思うのです。
福田首相の辞任も、案外とこの葬儀のニュースが引き金ではないかと感じているのは
私だけかもしれませんが、みなさんはどうでしょうか。
片方は、個人、市民という立場で国際貢献というより、深く当事者とかかわることで
必要な支援をしてきたNPOとそのスタッフです。
殺されても、日本政府や相手国に保障を求めるのではなく、
「憎しみの連鎖ではなく、信頼の醸成にふたたび努力する、伊藤さんの志を引き継ぐ」
「アフガンを嫌いにならない、見捨てない」
というペシャワール会の
中村哲医師のことば。
必要なことは命を助けること、このことに尽きるというメッセージが伝わってきます。
方や、国の予算を使って、(憲法違反の)批判のある自衛隊の給油活動を続ける法案を通せるかどうかということで、逡巡する首相。
再可決をしてまで通すのは、自分の今までの政治活動の全否定になる・・・。
きっと、福田さんは、自分の立場のみじめさを、伊藤さんの葬儀に際し深くさとったのではないでしょうか。
これはあくまで憶測の範囲の個人的な見解です。
今日は防災の日。
以前書いた、市役所市民課ホールに展示されている防災用品。
東京都葛飾福祉工場の製品。
防災用品(カンパン2缶と水500CC入り)21点セットが8977円。
非常食セットが5250円。約ひとりの三日分だそうです。
連絡先:多摩出張所 0423-36-9131
東急ハンズ、百貨店、生協で販売。
他にも、他社製品ですが、
シーズンには市内のホームセンターやスーパーマーケットでも売っているそうです。