波乱の2009年度・21年度のスタート。
狛江市役所、今年の新規採用(欠員補充)は25人。
定年退職者は22名。勧奨退職4名。普通退職2名。退職者合計は28名。
定年退職者のうち再任用は12名だ。
新規採用の職員にいたっては、親方日の丸、寄らば大樹なんて発想でこの職を選んできたとしたら、即刻やめていただきたいということだけは申し上げておきたい。年齢制限なしの採用試験を突破してきた新人には、期待もしている。
部長職は全員留任(退職者がいないということ、したがって天下り人事も今年はなし)。
それにつけても、矢野市政は部長の天下りをなくすことはできていない。
エコルマホールと市民体育館の指定管理者移行でも、エコルマホールには元部長が天下っているのだから。
ほか、社会福祉協議会、シルバー人材センター、特養こまえ苑。
エコルマホールは指定管理者にしても、稼働率が52%足らずで、大して向上していない。
目標も62%と低い。この指定管理こそ、専門分野だからなぜジェネラルな職業からの天下りが必要なのか大いに疑問だ。稼働率向上に質することができない人を天下りさせるべきでない。
人材不足が常態の建設環境。
環境管理課、公害と自然保護で2人正規職員増の効果が知りたいと新規課長に話を聞いたが、
環境部門が手薄ゆえの人材投入と期待したが、そうではないようだ。
しかし、これはそういうことなんだから、そうしていただかないと困るということは、伝えておきたい。
コミバス担当が転出。
昨年、コミバス運行開始のために、政策室から移ってきたが、一年で、転出だ。
見直しの責任は果たさないわけ?見直しのための市民検討委員会が予定されているが。
あるいは、「あらかじめ決まっているもののために審議委員会を開いた、これは、市役所権力によるパワハラ」
と市民審議委員から抗議発言が出てしまった地域公共交通会議。
まさか同じ担当が今年も当たれないとの判断での転出なら狛江市政にまだ、モラルありってところか。
昨年度の予算には地域公共交通会議開催の予算は年度当初無かったのに、11月運行開始のために急遽その手法を採用した。(2ヶ月で許認可が降りるからだ。)
コミバスを走らせたから意気揚々と出世昇格だと思っていたら言語道断。
でもまあ、人不足、人材不足の狛江市役所。
本人が十分認識の上での転出であれば、今後に期待したいものだ。
しかし、コミバスの拙速スタートをめぐっても、南部地域から一本で慈恵病院にいけるようになったという
評価もあるところ。
そういう市民からの評価も大事だが、やはり政策の組み立て手順は大事なのだ。
だから、なぜ人事権のない議員がいろいろいうのかという問いに対しては、
審議会に参加し、「権力によるパワハラ」発言をした女性審議委員のためにも、
狛江市の市民参加のためにも言わなければならないと答える。
コミバスへの補助金は2300万。1200万ぐらいで済むと踏んでいたと言う情報もあるから、相当、実績は悪いのだ。見直しにしても、
本来なら、2年は運行して、補助金も当初見込みより少なくてすんでるので、住民要望で拡大をしようかという見直しであるべきだ。それが、拙速運行したから、不備があるのですが、すぐにでも見直すので許してくださいというスタートなんだから。
(とりわけ、公明の石川議員の追及はすごいものだったけど、
なんだか急に「頑張れ市役所」になってしまって残念だ。)
(私なんぞは、「そもそも地域公共会議とは・・・地域の交通政策に自治体が取り組むと言うもので・・・。」というスタンスだったけど、正しかったなあと基本構想策定を傍聴しているとつくづく思う、コンパクトシティって交通政策抜きにはなりたちませんよ。手前味噌ですが。)
予算委員会で指摘させていただいた「電話交換業務」について。
つながらない狛江市役所の代表電話が大変よくつながるようになった。
内定取り消しで、就職留年している学生もいるようだ。
来年卒業予定者はすでに就職活動を始めている。
バブルはじけ後の就職氷河期に社会に出た世代のリベンジもあるそうだ。
団塊世代退職で、企業も中途採用もするだろう。
ぜひリベンジしてほしい。
団塊世代に年金が出れば、みんな再雇用なんて応募しない人のほうが多いと思うが。
政府は年金支給を繰る上げることで雇用対策になるのに気がつかないのかなあ。
不況時の雇用対策の「いろは」、基本の「き」だけどね。